施設の日誌

毎日同じのようで同じでは無いお仕事。その他、趣味・関心事など

MMPI(Minnesota Multiphasic Personality Inventory:ミネソタ多面的人格目録)

【考案者】

・Hathaway,S.R ・Mckinley,J.  (1942年)

心理検査方法】

・質問紙法、パーソナリティ検査

 

4の妥当性尺度と10の臨床尺度があり、550の項目数(めっちゃ多い!)がある。

妥当性尺度があることにより、被検査者の虚偽や受験態度などチェックできるのも一つの特徴。

各尺度は臨床群と健常群の回答に統計的な有意差が認められたものをもとに作られていおり、臨床実験を経てできたとても信頼性の検査方法。

回答は基本2件法であるが、(はい、いいえ)のほかに(どちらでもない)があり、この(どちらでもない)は10個未満にしてほしいと検査の前に教示し、10個以上だと妥当性尺度が下がる。

●MMPIの尺度名と検査内容

   記号 尺度名 検査内容
妥当性尺度   疑問尺度 無回答、拒否態度、優柔不断 4個
  L 虚偽尺度 望ましい方向に意図的に歪曲する傾向
  F 頻度尺度 心理的混乱、問題点の誇張、適応水準
  K 修正尺度 防衛的、自己批判的な態度
臨床尺度  HS 心気症 精神面より身体的症状を訴える態度 10個
  D 抑うつ 意欲低下、抑うつ傾向、不適応感など
 Hy ヒステリー 自己内省の弱さ、ストレス対処の仕方
 Pd 精神病的逸脱 社会的ルールや権威に反発する傾向
 Mf 男性性・女性性 典型的な性役割に対する取得度や価値観
 Pa 妄想症 対人関係の敏感さ、猜疑傾向
 Pt 精神衰弱 不安や緊張、強迫などの神経症的傾向
 Sc 統合失調症 統制の程度、疎外感
 Ma 軽躁病 過活動傾向、興奮の程度など
 Si 社会的内向 社会的活動や対人接触を避ける傾向

 

●結果の解釈

各尺度の粗点を算出し、T得点に換算。平均は50(40点以下は低得点、70点以上が高得点)

T得点をプロフィールに書き、解釈します。最近ではPCなどでチェックできるようで、よりスムーズに解釈に移れるようになった。

尺度名が示す精神疾患がそのままそれを表すとはいえない為、分析や解釈など幅広い知識と理解が必要。

 

●その他

・K尺度は1943年に後から追加された項目。

・MASに転用された。

・理論から(トップダウン)ではなく臨床実験(ボトムアップ)から作られた。

質問紙法

公認心理師のアウトプット用記事

 

質問紙法って、「はい」「いいえ」「あてはなる」「当てはまらない」「どちらでもない」なんかを回答する方法。

 

〇長所〇

回答しやすくて、解釈が簡単にできる。大勢の人間が一斉にできる。検査者のスキルとか、主観に左右されない。

 

×短所×

嘘をついたり、良い印象を与えようとしたりして無意識な所は判定できない。

あと、文章を読めるかなんかも関係してくる。

 

有名どころ

・YG性格検査(矢田部・ギルフォード性格検査

・NEO-PI-R

・MMPI

・MAS

・BDI-Ⅱ

…などなど。

公認心理師

公認心理師の資格試験に挑戦することにした。

 

本来なら心理学専門の大学院まで卒業してからしか受験資格はないのだが、第5回まで限定で、5年以上の実務者取得コース枠『Gルート』で挑戦します。

前職と介護職

介護の世界に入る前にバイト含めいろいろと仕事してきました。

 

ホテルのウェイター、ホームセンターの店員、居酒屋のキッチン&ホールスタッフ、コンビニ店員、布団販売の飛び込み営業、オーダースーツの販売員、居酒屋のキッチンスタッフ、市役所の臨時職員、自動車工場の期間工員、アルミサッシ製造の契約社員ニート(笑)、

 

その他にも細かい職歴多数。。。

26歳から1年間の学生を経て、介護の世界へ。。

 

職種バラバラ。やりたいことなんてなくて、出来ることだけで過ごしていました。

 

でも

あれですね。

 

これまでの職種は全く無駄でも無かったっぽいです。

 

なぜか、介護の世界はこれまで経験した仕事のスキルが全部生きています(笑)

 

サービス業なんかは特に介護職に必要スキルが満載。

コミュニケーション力とか、忍耐力とか、クレーム対応とか。

いろんな職種を経験してきてよかったな。

 

夜勤明け

今日は夜勤明けって事は昨日は夜勤。

今の部署、以前の夜勤に比べてある意味“余裕に”が出てきているなぁ。

 

 

7年前は男女寮共に、男女職員一名ずつ配置

25時間勤務。

 

今、考えたら超絶ブラック(笑)

 

今はだいぶ、よくなったけどね。

利用者さんも余裕が出ていると感じますよ。